ご注意:ドールヘッド素材が単体で何度も登場します。苦手な方は閲覧を避けてください。

<リアル系美少女ヘッド試作は失敗だったけれど・・・>
ヤフオクの「1/6サイズ 超リアル系 美少女ドールヘッド」を目指して心が折れたのは、未だ記憶に新しい所ですが、手許には「オビツ27-01植毛ヘッド」が残ってしまいました。
エミリーと比較3
まぁ、いつか使う事もあるでしょ・・・と思いつつも、何か心に引っ掛かりを覚えていました。
オビツ27-01植毛ヘッド

<アニメを見て発奮?!>
話は変わって、令和4年第1期アニメ。序盤が終わった所で飽きてしまいました。スタート時の選択ミスだったかなぁ?面白いアニメを発掘すべく、これまで見なかったアニメに触手を伸ばしてみました。

その中で「その着せ替え人形は恋をする」は面白いですね。
コスプレ衣装製作を題材にしたアニメで題名にある「着せ替え人形」は登場しません。「着せ替え人形」とはヒロインの事なのでしょうか?
その着せ替え人形は恋をする
※画像をクリックするとアニメのHPへ飛びます。
主人公は「人形師」を目指す高校生の男の子。この主人公が同級生のコスプレ趣味の美少女に振り回されるお話ですが・・・・
串刺しドールヘッド

主人公はこんな感じで「棒」に刺した「雛人形のヘッド」を持ち歩いています。
私は「持ち歩き」ません(笑)が、串刺しされたヘッドは作業時の見慣れた光景です。とても親近感が湧きました。

残念ながら私は衣装は作れないので、主人公のようなドリームストーリーには発展しませんが、(そもそも高校生じゃないし!)人形作りに真剣な主人公の心意気を見て「下手くそ」なりに、手許に残ったオビツ27-01植毛ヘッドを「形」にしようと思い立ちました。


<毛が邪魔なので・・・>
植毛ヘッドのメイクは初めてです。・・・いや、100均リンちゃんの改造で経験があるか・・・。
オビツ27-01植毛ヘッド-ダークブラウン
頭髪があると、初めから「女性」の顔つきをしていますね。このままが一番美人だったりして。(笑)

「毛」が邪魔なので、輪ゴムで縛って、サランラップを巻きます。
オビツ27-01植毛ヘッド-サランラップ
ですが・・・、この後、作業を進めていくと、サランラップは直ぐに外れてしまいます。まぁ、いいか?

<目の描画>
前回から何ひとつ進歩していないので、製作過程はサラッと御覧に入れます。
(※もう飽きたでしょう。)
シスターズ04目入れ
目の描画です。白目を描き、虹彩を描き、アイポイントを描きます。
シスターズ04目まつ毛眉毛
チークを入れて、アイラインと二重瞼を描き、まつ毛と眉毛を描きます。
あ”ぁ”~、眉毛を下げようと意識したら、不自然になってしまいました。
今回は、完成後にボディーに乗せてみようと思い立ったので、人形映えするよう「目」を一回り大きく描きました。純然たるリアル系でなく、少しだけデフォルメ系の味付けです。

<唇の描画>
シスターズ04唇を描く
唇を描いて、おしまい!
髪の毛を入念にラップで包んで、つや消しトップコートを吹いて塗料を固着させます。

<出来たョ!>
超特急の解説でしたが・・・(笑) 決して簡単に出来た訳ではありません。
アイラインとまつ毛は3回削って描き直しました。瞳だって何度も加筆しています。
シスターズ04完成
肉眼では気づきませんでしたが、もしかして若干左目が小さいのか?
・・・・今更どうしようもありません。(泣)

<リベンジ成ったか?>
一応「女性の顔」には見えますよ。ゾンビには見えないでしょ。
推定年齢27~28歳位でしょうか?別にその年齢層を狙った訳ではありませんが、結果的にそんな風に出来上がってしまいました。

ヤフオクのヘッドと比較は・・・、もう止めて置きましょう。比べるのは無理です。
ちなみに、今回「お手本」にさせてもらったのがこちらのお嬢様方です。
お手本EYE
・・・・、人間ではありませんよ? 1/6超絶美少女ドールヘッドです。比べる相手が悪すぎますね。
目も口も立体の凹凸の上に描いてあるのです。
お手本MOUSE
どんなに頑張っても、素人が「努力する」だけではコノ域には到達できません。

お手本EYE別の方
これはまた別の方の作品。目やまつ毛の描き方が違いますね。
でも、オビツ27-01ヘッドの凹凸の上に美少女画を描くという「作り方」は同じです。
お手本MOUSE別の方
恐るべし美少女再現力!

一方、コレ ↓ が今回の私の作品。う~ん、例によってヤフオクの美少女ヘッドには遠く及びませんが、出来の悪い量産品アクションフィギュアヘッドよりもマシ?位の出来でしょうか。
「シスターズ04号」ヘッド完成です。
シスターズ04完成01
私の作品は「自然な感じ」が足りませんね。

ガッと描いてしまうのではなくて、もっと中間色を上手に使ってグラデーションをかけて・・・なんて出来ればよいのでしょうが、以前もお話したように、非常に小さなモノなのです。「想い」はあっても、手が動きません。今後も練習は続けますが、素人ではこの辺りの出来栄えで頭打ちだと思います。

今回は折角の頭髪付きのヘッドですから、次回はボディーに乗せてみたいと思います。

(つづく)