30MinutesSisters 交換用ボディーTYPEA-02+手足パーツ 製作の続きです
余ったパーツを使ってもう一体作っちゃえ! という企画です。
余剰パーツ組み合わせ3

<頭髪の造形>
頭髪パーツも販売されていますが、値段が高くて手が出せません。そこで、頭髪パーツは樹脂粘土で補おうと思います。そのうち値段が下がったら正規品に交換すれば良いでしょう。それまでの一時しのぎです。
素体の顔1

・・・もう少し立体的に作りたかったのですが、所詮は粘土ですからね。団子状になってしまいます。
樹脂粘土の頭髪1
後ろ半分を付けてみました。この他に前髪部分の別パーツを作って取り付けます。

<顔も作っちゃう?!>
フェイスパーツに関しては、リシェッタの交換用「顔」パーツが2つ残っています。これを使えば良いのですが、ちょっと好奇心が湧きました。手足パーツに無描画の「フェイスパーツ」が2つ付属しているのです。・・・自分で描いてみますか?
顔の余剰パーツ

フェイスパーツ-無加工
「のっぺらぼう」なので、自分で描画することになります。本当は市販の「目」デカールを貼って作るのでしょうね。「手書き」は無謀です。(笑)
それに、私には「アニメ」を描く技術が無いので、アニメ顔を手で描くのは無理です。だったら・・・
思い切って「ドール顔」にしてしまえ!

<ドール風フェイスの製作>
「目」は「入れ目」にします。のっぺらぼうフェイスに穴を開けます。
フェイスパーツ-穴あけ1
先ず「ピンバイス」を使って、目の中心部に穴を開けました。ナイフでこの穴を整形して広げます。
フェイスパーツ-穴あけ2
当然ですが、開口部がギザギザになってしまいますから、ヤスリで整形します。
フェイスパーツ-穴あけ3
頑張りましたが、未だ荒いですね。スポンジヤスリ等の活用も考えましたが、対象が小さすぎるため、硬くて鋭利なヤスリでないと、成型したい部分に当たらないのです。
フェイスパーツ-穴あけ4
シャープペンと消しゴムを添えてみました。スケール感をお察しください。後は色塗りで誤魔化します。

<眼球の整形>
1/6サイズのドールであれば、100均の白玉(疑似真珠?)を目玉として使いますが、さすがにこのサイズの白玉はありません。仮に存在しても、目の湾曲曲線と白玉が合わず隙間が出来てしまうでしょう。
フェイスパーツー目玉形成1
そこで、樹脂粘土を裏面から貼り付けて目玉とします。リシェッタボディーのバストの成型に使った材料の残りです。
余談ですが、樹脂粘土は硬化するのが予想より早いです。特に小さなパーツを作ろうとすると、成型している傍から乾いて硬化がはじまってしまいます。手早く処理しなければ。
フェイスパーツー目玉形成2
硬化したら、目玉全体を「白色」で塗装します。「白目」の表現ですね。
フェイスパーツ-虹彩の描画1
次に「虹彩」を描きます。白目とのバランスを考えながら、・・・小さいので丸く描くのは大変です。
虹彩の色はオーソドックスな「紺~青」にしました。
フェイスパーツ-虹彩の描画2
写真では分かりにくいかもしれませんが、紺色と水色の塗料を混ぜながら色を作って、虹彩に濃淡を施しました。瞳孔部分は紺色で楕円を描いてあります。
フェイスパーツ-虹彩の描画4アイポイント修正
アイポイントを入れて「目」の描画は完成。眉や唇を描いたらトップコートを吹いて保護し、最後に目の窪みに光硬化の透明レジンを流し込みます。上手くできれば、目がキラッと光る他の30MinutesSistersには無い魅力的な顔が出来上がるハズです。

長くなるので、ココで切ります。続きは明日。

(つづく)