30MINUTESSISTERS もう一体 製作の続きです。
余剰部品を使って、もう一体作っちゃえ!という企画の続きです。
<前回までの作業>
現在、最重要パーツの顔を造形中。「リシェッタ」の余剰フェイスパーツは手元にあるのですが、手足パーツを購入した際、無描画フェイスパーツが2つ付属していたので、自分で作ってみる事にしました。
<作業工程>
目に穴を開け、眼球を作って虹彩を描いたところまで作業が終わっています。
別に目に穴など開けなくても、普通に描画すれば良かったのですが、ドールのようにキラキラ光を反射するレジンアイにしたかったのです。
今回はこの続きからスタートです。
<まつ毛の描画>
良く見ると、左右の目の穴の大きさや形状が微妙に違いますが・・・・、小さすぎて上手く整形できなかったのですよ。睫毛の描画で誤魔化します。
ネイルアート用の筆で描きましたが、太すぎて全然ダメでした。乾燥を待ってナイフで削って細くしました。次に二重瞼を描きます。
最近のアニメでは瞼に沿って描くのではなく、目頭の上部に少しだけ描くデザインが多いようです。その意図は分かりませんが、真似てみました。
顔が小さいので、瞼に沿って全部描くとゴチャゴチャし過ぎるかナ?なんて思ったのです。
<眉毛の描画>
あまりキツイ顔つきにならぬよう、眉毛はハの時にしてみました。優しそうと言うよりも「困り顔」っぽいかナ?
<口紅とチーク>
30MinutesSistersシリーズのオリジナルのフェイスデザインには口に紅を差したモノはありませんが、少し温かみのある有機質な表情にしたかったので、あえて口紅を塗りました。
ついでにチークも差しました。 ドールのフェイスメイクでは、チークに赤かピンクを使いますが、プラモデルや小さなフィギュアには「オレンジ色」を使うんですよね。理由は分かりませんが、皆さんがやっている事ですから意味があるのでしょう。
つや消し剤を吹いて、これでフェイスパーツは完成です。・・・あっ、未だ目に透明レジンを盛ってないや。(笑)
歪なところもあるし、可愛く無いぞ!とのご指摘もあるかもしれないけれど、このサイズ感をご覧いただければ納得いくのではないでしょうか。0.5mmボールペンのペン先よりも描画線が細いのです。
<前髪パーツを作ろう>
フェイスが出来たら、その上から「前髪」パーツを被せます。前髪も樹脂粘土で成形しました。
被せるとこんな感じになります。
何だか、男の子みたいな顔になりました。横髪も必要ですね。顔の横に髪の毛を垂らせば女の子っぽくなるかもしれません。
<UVレジンで目に光を>
キラキラお目目にするために、目にUVレジンを盛ります。
・・・・失敗してしまいました。レジンが目からこぼれて頬まで流れてしまった。慌てて拭き取りましたが、後の祭り。やっぱりこのサイズでドールの真似はリスキーでしたね。
目からこぼれた部分は、ティッシュで拭いても跡がキラキラ光るので、太陽光で硬化後、ナイフで削り取りました。その影響でまつ毛やアイラインの一部も削ることになってしまい、描き直しました。
<横髪の成形>
予め用意しておいた前髪を付け、バランスを見て横髪を追加しました。
これで少しは「女の子」っぽくなったでしょうか?
頭髪の形状がダメですね。もう少し研究が必要です。
そう言えば、ドールのヘッドメイクでは頭髪はウィッグを使うので、あまり髪型を真剣にイメージした事がありませんでした。
後は、樹脂粘土の質感ですね。写真で見るといかにも「粘土」って感じでベトつき感が伝わってきます。・・・あっ、実際には樹脂粘土は1日程度で乾燥&硬化するので、ベトついてはいないのですョ。
一応これにて、「もう一体」の30MinutesSistersも体の全てのパーツが揃いました。
2体目と呼んでも良いでしょう。
あとは、「靴」ですね。 手足パーツは「素手」と「素足」なのです。
裸足のままでは様になりませんから、何とかしましょう。
(つづく)
余剰部品を使って、もう一体作っちゃえ!という企画の続きです。
<前回までの作業>
現在、最重要パーツの顔を造形中。「リシェッタ」の余剰フェイスパーツは手元にあるのですが、手足パーツを購入した際、無描画フェイスパーツが2つ付属していたので、自分で作ってみる事にしました。
<作業工程>
目に穴を開け、眼球を作って虹彩を描いたところまで作業が終わっています。
別に目に穴など開けなくても、普通に描画すれば良かったのですが、ドールのようにキラキラ光を反射するレジンアイにしたかったのです。
今回はこの続きからスタートです。
<まつ毛の描画>
良く見ると、左右の目の穴の大きさや形状が微妙に違いますが・・・・、小さすぎて上手く整形できなかったのですよ。睫毛の描画で誤魔化します。
ネイルアート用の筆で描きましたが、太すぎて全然ダメでした。乾燥を待ってナイフで削って細くしました。次に二重瞼を描きます。
最近のアニメでは瞼に沿って描くのではなく、目頭の上部に少しだけ描くデザインが多いようです。その意図は分かりませんが、真似てみました。
顔が小さいので、瞼に沿って全部描くとゴチャゴチャし過ぎるかナ?なんて思ったのです。
<眉毛の描画>
あまりキツイ顔つきにならぬよう、眉毛はハの時にしてみました。優しそうと言うよりも「困り顔」っぽいかナ?
<口紅とチーク>
30MinutesSistersシリーズのオリジナルのフェイスデザインには口に紅を差したモノはありませんが、少し温かみのある有機質な表情にしたかったので、あえて口紅を塗りました。
ついでにチークも差しました。 ドールのフェイスメイクでは、チークに赤かピンクを使いますが、プラモデルや小さなフィギュアには「オレンジ色」を使うんですよね。理由は分かりませんが、皆さんがやっている事ですから意味があるのでしょう。
つや消し剤を吹いて、これでフェイスパーツは完成です。・・・あっ、未だ目に透明レジンを盛ってないや。(笑)
歪なところもあるし、可愛く無いぞ!とのご指摘もあるかもしれないけれど、このサイズ感をご覧いただければ納得いくのではないでしょうか。0.5mmボールペンのペン先よりも描画線が細いのです。
<前髪パーツを作ろう>
フェイスが出来たら、その上から「前髪」パーツを被せます。前髪も樹脂粘土で成形しました。
被せるとこんな感じになります。
何だか、男の子みたいな顔になりました。横髪も必要ですね。顔の横に髪の毛を垂らせば女の子っぽくなるかもしれません。
<UVレジンで目に光を>
キラキラお目目にするために、目にUVレジンを盛ります。
・・・・失敗してしまいました。レジンが目からこぼれて頬まで流れてしまった。慌てて拭き取りましたが、後の祭り。やっぱりこのサイズでドールの真似はリスキーでしたね。
目からこぼれた部分は、ティッシュで拭いても跡がキラキラ光るので、太陽光で硬化後、ナイフで削り取りました。その影響でまつ毛やアイラインの一部も削ることになってしまい、描き直しました。
<横髪の成形>
予め用意しておいた前髪を付け、バランスを見て横髪を追加しました。
これで少しは「女の子」っぽくなったでしょうか?
頭髪の形状がダメですね。もう少し研究が必要です。
そう言えば、ドールのヘッドメイクでは頭髪はウィッグを使うので、あまり髪型を真剣にイメージした事がありませんでした。
後は、樹脂粘土の質感ですね。写真で見るといかにも「粘土」って感じでベトつき感が伝わってきます。・・・あっ、実際には樹脂粘土は1日程度で乾燥&硬化するので、ベトついてはいないのですョ。
一応これにて、「もう一体」の30MinutesSistersも体の全てのパーツが揃いました。
2体目と呼んでも良いでしょう。
あとは、「靴」ですね。 手足パーツは「素手」と「素足」なのです。
裸足のままでは様になりませんから、何とかしましょう。
(つづく)
コメント
コメント一覧
ドール製作ご苦労様です。
実は、結構参考にさせて貰ってます。
目にレジンを入れるとか試した事無かったですね。
髪は、何とか毛髪にしたいと挑戦してみましたが見事失敗してしまいました(><)
小さいと難しいですね。
今後の企画や挑戦を楽しみに応援しております^^
こんばんは、コメントいただきありがとうございます。
目のレジンは、今回凹面に流し込んだのですが、思ったほどの反射光が得られませんでした。ドールの時のようにドーム状に盛らないと光の屈折が無く、キラッと光る眼にならないようです。 次回があればまた工夫したいと思います。
1/12サイズになると、繊維の頭髪は難しいですね。仮に繊維を上手く貼り付けられても「髪型」を整えるのは至難の業かと思います。出来たら凄いですけどね。
ご覧いただき、ありがとうございました。