<気になるお年頃>
我が家の娘達は一部の例外を除き基本的にカスタムドールです。萌葱ちゃん、あかりちゃん、絵夢ちゃん、みんな一旦完成させた後、2~3日でお顔を修正しています。メイクが完了した時は「ヤッタ!」という充実感で満足しているのですが、2~3日見続けていると気になるところが出てくるのです。

遥-茶色の切替ワンピ5
その中で唯一、お顔の改修を受けていないのが「遥」です。
彼女は素体ヘッドの造形を生かし、メイクは抑えめにして純情そうな童顔の娘になりました。

ただし、不満な点もありました。具体的には「まつ毛」です。1本1本の間隔が空いてしまい、角度によっては滑稽でした。眉毛も、1本線でしかも少し長すぎました。やはり修正すべきかナ?

<葛藤!>
「遥」も完成から10か月余りが経ちます。一度完成させてイメージが固まると、怖くて修正のペイントが出来ません。「遥」の良い所が消えてしまうのではないか・・・それが怖いのです。
遥-茶色の切替ワンピ3
オビツ21-03ヘッド(通称、文鳥ヘッド)は今でも市販されていますし、自分で描いたお顔なのだから、失敗してもまた作ればいいのです。・・・が、私のような初心者モデラーだと、お顔のメイクも偶然が大きく影響しています。失敗したとき、再び素体から同じ顔を再現できるのか?

・・・まぁ、裏を返せば、自分の描画を完全にはコントロール出来ていないという事ですね。

(ご注意) ここから先は人形の生首目玉目の無い顔が出てきます。苦手な方見ないようお気を付けください。かなりグロイです。

<改修開始!>
思い切って取り掛かりました。確かにあどけない少女は可愛いですが、人間の娘だって大人になっていくのです。(自分に娘が居たらの話ですが (笑))
遥-ヘッド改修1
ウイッグを外すのも10か月ぶり。
遥-ウイッグ色移り1
予想していましたが、ウィッグによるヘッドへの色移りがありました。でも、いいのです。この娘はずっと黒髪でいきますので。

遥-ヘッド改修3
お顔が外れましたね。眼球も取り出します。

遥-ヘッド改修4
さて、ここから手術開始!

 ~約2時間経過~  (描くのに必死で途中経過を写真に撮る余裕がありませんでした)

出来ました。

遥-ヘッド改修6リペイント終了
え~、こんなので2時間!  そうなのです。「遥」が消えてしまわないように。それでいてコレまでのウィークポイントを補正するのには・・・と試行錯誤を繰り返しました。

遥-ヘッド改修7リペイント終了
描いては消しを繰り返し、「まつ毛」は2色で表現しました。
従来のまつ毛は、1本1本の間隔が空きすぎて違和感があったのですが、それでもまつ毛の間隔は針1本程度でした。間にもう1本描くのは無理です。隣のまつ毛に重なって単なる太い毛になりかねません。

そこで、間に入れるまつ毛はこげ茶色にして、重なっても1本の太い毛には見えないようにしたのです。SDの表現を真似て目の縁にも紅を指しました。こちらは見るか見えないかですが、その程度が丁度良いと思います。
遥-ヘッド改修5リペイント終了
眉毛も両端を削り短くすると同時に、これまで黒色1本線でしたが、上からこげ茶を線状に加筆しました。・・・あまり判りませんが。まぁ、こだわりです。(笑)
遥-ヘッド改修8リペイント終了
ちょっと雰囲気が変わりましたが、「遥」のイメージは失われていません。

ではボディーに乗せてみましょう。
ヘッド取り付け3
ちょっとまつ毛が長すぎたかナ?・・・・ケバイ?・・・

ヘッド取り付け1
少し離れて見ると違和感が無いのですが、アップで迫ると苦しいです。

<再調整>
う~ん、再調整が必要かなぁ? 加減が難しそうですね。
やっぱり気になるので、再調整してみました。上の写真との違いは右目の二重瞼がクッキリしたこと。
調整前は二重瞼の線とまつ毛とアイラインが一体化してしまい全部がまつ毛のように見えていました。
ヘッド再調整
まだまだ納得いきませんが、現在の道具ではこれ以上まつ毛を細く描けません。
針で塗れるかナ? なんて試しましたがダメでした。 現状における私の限界です。 遥、ゴメンね。


ヤフオクに1/6リアルタイプの女の子ヘッドが幾つも出品されています(たぶんオビツ27-01ベースのシームレスボディ用ヘッド)。あの女の子のまつ毛って、一体どうやって描いているのだろうか?


(おしまい)