さて、いよいよ大晦日ですね。今回の総集編は写真撮影についてです。今年はカメラを購入した事で、ドール撮影の幅が大きく広がりました。
総集編で新しい内容はありませんので、お忙しい方、重複を嫌う方はスルーなさってください。

<不満だった屋外撮影>
この屋外撮影を行った事でカメラ購入を決定づけました。
蓮池公園16補正済-萌葱
晴天の中で撮影した1枚ですが・・・色がおかしいでしょ。そして奥行きと言うか遠近感も無くベタッとしたメリハリに欠ける画質。ピントも甘くて拡大するとボケています。

<オリンパスOM-D E-M10 Mk-Ⅲ>
「カメラを替えても写真は上手くならない」という格言(?)を聞きますが、私は必ずしもそうは思いません。「レベルによって違う」と言うのが私の答えです。

IMG_20200630_094654
手前が従来使用していたカメラ。後ろが購入したミラーレス一眼。オリンパスOM-D E-M10 Mk-Ⅲです。入門用のミラーレス一眼で「ローエンド機」なんて悪口を言う方も居ます。
実際にお値段が、望遠レンズ(10倍)と標準レンズとカメラ本体のセットで5万円を切りますので、ちょっと贅沢なデジカメって感じでしょうね。 「ローエンド機」大いに結構。
で、その実力は?   初めて撮影した1枚がコレです。
試し撮り2

まだ使い方が全く分からず、取り敢えずシャッターを押しただけの写真ですが、2枚上の従来写真と見比べて下さい。色彩も、奥行きもピントのシャープさも別次元です。

IMG_20200630_091424
カメラを替えると写真の質はグッと向上します。ただしそれはローレベルの写真の場合です。
例えば私がこのOM-D E-M10 から 10万円以上のミドルクラスのカメラに乗り替えても、多分殆ど写真のレベルは向上しないと思います。(笑)ここから先のレベルは、撮り方やシーンを選ぶ事での影響が大きいでしょう。

<屋外撮影へ>
私でもこんな写真が撮れるのか・・・と嬉しくなりましたが、反面室内撮影では今一つでした。スマホカメラと大して変わらなかったのです。きちんと撮影場所をセットして照明等を整えると違ってくるのかもしれませんが、我が家にそんなモノはありません。
その結果、必然的に屋外での撮影ばかりになっていきました。
田んぼの中で-遥1

「野」に「山」に・・・
昼間の撮影-フルオート1
そして「海」に出かけました。
萌葱-水着-海水浴場22
お陰で今年の夏は随分と日焼けしました。 夏の炎天下の撮影って結構キツイですョ。

<三脚とレフ板>
そうこうしているうちに、どうも自分の写真がドール愛好家の皆様の写真と違う事に気づきます。
そして見つけたフレーズが「ポートレート撮影は逆光が基本」。 えっ・・・そうなの?
私の写真はどれも直射日光がダイレクトに当たる順光撮影でした。
でも、逆光って・・・・天気が良い日中では、被写体のお顔が真っ黒になってしまいます。
三脚
「撮影現場の写真」を掲載した他の方のブログを拝見して気づきました。私は「三脚」と「レフ板」を使っていませんでした。

先ずは三脚でドールの台座を確保します。1/6サイズのドールは自然界では非常に小さくて、地面に立たせると雑草等で背景が遮られてしまいます。台座に乗せて撮影する事で、背景が綺麗に入ります。そして空いた左手でレフ版を持ち照射角度を調整すれば、東西南北どちら向きでも撮影が可能です。右手にカメラを持って撮影します。片手持ちでは辛いのですがもう一台三脚を使うと機動性が大きく損なわれるので、今のところは使っていません。
海水浴場-撮影風景2
この時はただ乗せるだけの台座でした。そよ風でもドールが転倒するので、心配で撮影に集中できませんでした。(萌葱ちゃんもマヤちゃんも被害に遭いました)後日、大きな洗濯バサミで三脚とドールスタンドの台座を挟んで固定する方法に改めました。 それ以降、転倒事故はありません。
笑夢-海岸1
「逆光撮影」です。左下にレフ板が見えてしまっていますね。(笑)
この三脚とレフ板の利用により、「太平洋沿岸」では海を背景にした写真が撮れない・・・というジレンマから脱出できました。(南側が海なので基本的に逆光になるのです)
笑夢-海岸水着09

<オビツフォトコン>
カメラを新調して1か月半程の時に「オビツフォトコン」の開催を知りました。
「azoneフォトコン」では参加資格が無かったので、今回は・・・頑張って見ましたよ。
この3枚で応募しました。
P9280057★調整3
海岸での逆光撮影。
秋空の下で
沼地での順光撮影。遥はこの撮影のためにヘッドの「お化粧直し」をしました。
一日の始まり
平原での夕日の順光撮影
結果は箸にも棒にもかかりませんでした。まぁ、当たり前ですけどね。

入選作品を拝見すると、どれも1枚の写真の中でストーリー性があるものばかりでした。
単に風景やお花と一緒に撮影して「コレ綺麗でしょ」みたいな写真は選ばれていませんでした。
次回以降の課題にしましょう。(・・・・ウィットとかユーモアとか苦手なんだよなぁ・・・)

ちなみに、入選作品の中で私が気に入ったのは「社長賞」に選ばれた作品です。
笑わせていただきました。Nice Idea!。

<紅葉は撮れなかったなぁ>
残念ながら秋の紅葉は・・・撮れなかったなぁ・・・。当地には温暖な気候で、自然の木々はあまり綺麗に紅葉しないのです。モミジもあまり見かけません。神社やお寺にはあるのかもしれませんが・・・ 
萌葱と紅葉とススキの穂2
まぁ、11月半ばまでこの状態 ↓ でしたので、秋を感じろと言われても・・・ねぇ。
遥-BlueRibon12-D2PT

そう言えば、ハロウィンの屋外撮影もやってみたのですが・・・完全に失敗でした。(笑)
萌葱-魔女PA250096
100均の魔女のマント。サイズ的には合っていると思うのですが・・・、全然マントに見えません。(笑)

<機械の機能美>
機械とのコラボ画像。Twitterでバイクとドールの写真を時々見かけるので、私も撮影してみました。
萌葱-バイクと6
こんな感じで皆さん運転席で撮影するパターンが多いのですが、エンジンを背景にする方が機械の無機質感がドールの柔らかさを際立たせて面白いと思います。
萌葱-バイクと8
ただし、走行後のエンジンは熱いので、気を付けないとドールが溶けますョ。(笑)


<イルミネーション撮影>
12月のイルミネーション撮影。先日のモデルは「萌葱」ちゃんでしたが、今回は「恵」ちゃんバージョンの写真を載せます。
恵PC130029調整2
左手でLEDランタンを持ってドールを照らしています。・・・正統派の撮影方法ではありません・・・
LEDの光は弱いので、背景のイルミネーションには届かずドールのみを照らしてくれます。
恵PC130018調整2
右手のみの片手持ちでシャッタースピードも遅く、絞りは解放f3.5なのでどうしてもブレがちです。
案の定、撮影した写真の2/3はブレてしまい使えませんでした。承知の上でやっています。
恵PC130025調整2
LEDランタンの光は白色なので、ドールが青白くなってしまいます。PCの画像補正ソフトで赤みをプラスし、コントラストを上げてボケ味を抑えています。

<良い年をお迎えください>
これをもって2020年の投稿を終了します。いつも見に来て下さる方、心から感謝を申し上げます。偶然にも覗いてくださった方、充分ありがたいです。フィギュア・プラモ・ドールが混在するブログなので興味の無い記事や見たくない記事もあったでしょうが、どうかご容赦下さい。このブログは「ドル専」では無いのです。

それでは皆様、どうか良いお年をお迎えください。
正月に向けて2021
(お正月の準備で、大忙しの「ありさ」ちゃん。)

(おしまい)